大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

歯に異状なし、歯科心身症 1.1

2009年2月7日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です

歯科心身症、原因は特定されていませんが、脳内での情報伝達に問題があるのではないかと考えられています。

東京医科歯科大学の豊福教授は「心の問題と一蹴されがちだが、本当に心因性のものは全体の1%程度。歯の治療後の口腔環境の変化に脳が適応できなくなっている可能性が高いと考えられる」と推測しています。

食事中や睡眠中、何かに熱中している間は症状があまり出ない理由についても、口腔内の痛みを感じる脳内の回路より、何かに熱中して他の回路が活発に動いていると、痛みをあまり感じなくなるためだと考えられているようです。

中高年の方が「夜寝る前、一人になるとなんか口の中が変な感じがして、なかなか寝付けない。でも、今はそうでもないので、どう言ったらいいのか困ってるんですよ」と、歯医者に来ている時は、あまり気にならないので、患者さんも歯医者も泣かされています。

治療方法は、慢性の疼痛を緩和させる抗うつ薬を使用します。

治療を受けずに我慢している人が多い一方で、こうした治療をしている歯科医が少ないのも大きな問題です。

ひとりで悩んでないで、歯科と心療内科に相談するのがいいかも知れません。

(毎日新聞より一部抜粋)

 

広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名


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