大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

「様」から「さん」へ揺り戻し

2009年1月21日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です

「患者様」という呼び方に違和感を覚える方が全体の38.4%もいらっしゃいます。

そもそも昭和時代は「さん」付でしたが、2001年に厚生労働省が「原則姓(名)に様をつける」よう求めたことで患者本位の医療サービス向上の一環として導入する医療機関が増えてきたのです。

この違和感により、対等に話せないと感じる患者さんも増加し、場合によっては暴力や暴言を多発する心ない患者さん増加しているらしい。

大名歯科ではそんな患者さんはいらっしゃいませんが、もしかしたら、違和感を感じ言いたいことが言いにくい患者さんもいらっしゃるのかも知れません。

そう感じ始め、全体ミーティングで話し合った結果、「さん」に変えることにしました。

変えることに、しばらくは違和感が出るかもしれません。

しかし、「治療に取り組むのは患者自身。医療者は支援をする立場」「『様』付けだと患者と対等になりにくく、率直な意思疎通が図れない」などの違和感を感じているかたもいらっしゃいます。

厚労省の現場の声を十分に聞かない、うわべだけの指針は参考程度にし、従来通り「さん」付けで患者さんと対等のコミュニケーションを図っていくことが今後は望ましいのではないでしょうか。 

 

広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名


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