大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

口ポカ~ン族の悲しい人生

2009年1月8日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です


最近、口をポカ~ンとあけている“口ポカ~ン族”の子どもや若者が増加しているように思います。

このブログ読者の子育てお母さんにも心当たりがあると思います。

口呼吸は外気が鼻毛のフィルターを通ることなく直接当たるので、歯肉が肥厚し口呼吸性の歯肉炎となります。

プラークの付着による歯肉炎とは異なり、歯を磨いても治りません。

さて、口呼吸の原因の一つとしてアレルギー性鼻炎などの鼻疾患が挙げられます。

また、口呼吸と口唇閉鎖力は関係が深いと考えられ、口輪筋の閉鎖力が少ない口呼吸の子ども達は風邪やインフルエンザになりやすく病気による遅刻や早退、学校を休む傾向が高いです。

対策は、アデノイドなど扁桃腺肥大がある場合は耳鼻咽喉科で早期に相談・治療してもらった方がいいでしょう。

扁桃腺肥大などがない場合は、口輪筋を鍛えるために硬くて噛む回数が多く必要な食べ物を子どものうちから与えるようにしましょう。

口呼吸は、歯並び、歯周病、虫歯といずれにも悪影響です。

早目の気づきと対処が、その後の80年の歯人生をハッピーにしてくれることでしょう。

(岡山大学歯学部小児歯科 岡崎好秀先生より一部抜粋)

 

広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名


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