知らないうちに歯がなくなるtooth wearをご存知ですか
みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です
tooth wearは自覚のないまま進行することが多い、エナメル質や象牙質やセメント質といった歯の硬組織の破壊あるいは消失を総称している。
tooth wearとしては、咬合力によって歯が磨り減る咬耗(attrition)、食べ物や歯磨きなどによる摩擦によって磨り減る摩耗(abrasion)、くいしばりなどの噛み合わせのときに歯にかかる力が歯頸部(歯のはえ際)に集中し、その応力(ひずみ)によって歯に微細な亀裂が生じて欠損につながる(abfraction)、酸性の飲食物によって歯が脱灰される酸蝕(erosion)などがあげられる。
ただし、tooth wearは単独の因子で生じるものではなく、さまざまな要因が複合的に関与して起こってくるものと考えられている。
たとえば、ストレスにより生じる tooth wearは知覚過敏、頭痛、顎の痛み、目まい、肩こりなどさまざまな症状を引き起こすことが多く、しかも調子によっては症状が消えたり、軽減したりもし、原因特定が非常に困難なことが多いです。
自覚がないまま、原因不明のままtooth wearが進行して、二次的な病状の虫歯や歯周病も生じることがあります。
この場合の治療は困難でありきわめて重大な問題となります。
8020運動により、高齢者の残存歯が増加傾向の今日、tooth wearが口腔に関する問題として注目され始めております。
歯医者の正確な診断と患者さんの理解と自覚がこのtooth wearを解決させるカギだと思います。
広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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