大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

歯ブラシで歯肉マッサージ

2008年10月19日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市)
の歯医者です

日々のブラッシング習慣が、お口と全身の健康維持に大切なことは、多くの人にご理解いただいているようです。

最近では、老若男女問わずランチや給食後にブラッシングをする方が増えてきたとか。
健康意識がとても高まってきているんですね。

でもブラッシングがしたくても、なかなかできない事情もあります。
たとえば、歯ブラシを当てると痛い、ブラッシング後に出血してしまうので怖いとか。

ブラッシングが苦痛になると、次第に負担を感じてしまいます。

ここで皆様にご理解いただきたいことがあります。

たとえば、歯の噛み合わせの面の溝の幅はブラシの毛先の幅よりも小さいのです。
つまり、歯磨きだけをしっかり頑張ったとしても、この溝の汚れは落ちることなく、虫歯予防には効果がないのです。

虫歯予防はずいぶん前にお話した、キーポイントは飲食頻度つまり「唾液による回復」なのです。

ここで話をブラッシングに戻します。

では、なぜ歯ブラシが必要なのでしょう?
それは、歯肉マッサージによる歯肉炎と歯周病からの回復なのです。

ブラッシングは口の中の汚れを取るのではなく、歯肉をマッサージするものであって本来気持のよいものなのです。

そのようにご理解いただけると、もっと気楽に、気持ちよく全身マッサージのように全歯肉マッサージをしてみてはいかがでしょうか?

歯ブラシは歯を磨くものではなく、
歯肉をマッサージするもの。

歯ブラシだけで虫歯予防なんて数十年前の歯科医師会は間違っていたのかもしれません。

広島インプラント研究会 三原市予防歯科健康増進部 大名


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