大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

画期的!? 歯周病 抜かず治療!

2008年6月24日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です

大阪大学歯学研究科の村上伸也教授らのチームは、歯周病で傷んだあごの骨に、骨の成分を増やすたんぱく質(FGF-2)を投与して再生させる新たな治療法を開発し、患者で効果を確かめたそうです。

歯周病は口の中の細菌により、歯を支えるあごの骨(歯槽骨)が破壊され、悪化すると歯が抜ける、35歳以上の約8割がかかっている病気。

最近のデータでは歯を抜く原因の病気として虫歯を歯周病が追い抜きました。

FGF-2を歯周病によって歯槽骨の欠けた部分に注入するなどの試験を実施すると、患者の細胞から歯槽骨が新たにできたそうです。

なんと注入後9か月後には破壊部分の平均約5割が再生、重い副作用もなかった。

「歯周病が重症化する前にこの治療を受ければ歯を抜かずに済むようになる」として、早ければ3年後をめどに実用化を目指しているようです。

「治療後9か月に結果が出る」ことと「歯周病が重症になる前に治療開始する」ことの2点がとても引っかかる条件ですが、早く実現するとありがたいですね。



予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会
 健康増進部 大名


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