大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

歯科と医科の連携で「睡眠時無呼吸症候群」を治す 1.2

2008年6月1日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です


睡眠時無呼吸で心筋梗塞や脳卒中のリスクが怖い

睡眠時無呼吸症候群と診断されるのは、呼吸が10秒以上止まる「無呼吸」が、一晩(7時間)に30回以上、あるいは1時間当たり5回以上ある場合です。

その中で軽症は、無呼吸と低呼吸が1時間当たり5~15回発生するレベルを言います。

睡眠時無呼吸症候群が問題なのは、ただ単に呼吸が止まる、眠りが浅くなって昼間眠くなる、といった点だけではありません。

重要なことは、放っておくと、明らかに死亡率が高くなることです。

「呼吸が止まって死ぬというのではないんです。睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、脳血管障害や心臓血管障害などの発作を起こして命を落とす人が増えるということが、いま問題になっています。

たびたび呼吸が止まって酸素濃度が下がることで、体の中にいろいろな影響が及んできます。それが原因となって動脈硬化が進むために、巡り巡って命を落とすということです」(子島潤教授)

睡眠時無呼吸症候群の患者が高血圧や心筋梗塞、脳卒中などを合併するリスクは2~7倍も高いとされています。

2004年から、内科や耳鼻咽喉科で睡眠時無呼吸症候群と診断された患者は、健康保険が適応される歯科での「口腔内装置(マウスピース)」治療が可能になりました。

口と体全体が密接に関係していることが明らかになり多方面にわたって、医科・歯科の連携が必要になってきた今日、睡眠と歯科領域に関しても連携が大切になってきました。



予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会
 健康増進部 大名


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