歯科と医科の連携で「睡眠時無呼吸症候群」を治す 1.1
みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です
軽傷はマウスピース使用で改善
日本では睡眠時無呼吸症候群の患者が約200万人いるとされるが、見過ごされているケースが多い。
また、日本人は欧米人に比べて原因の一つとされる肥満は少ないが、元々気道が狭いなど発症しやすい頭や首の形態をしているので注意が必要だ。
無呼吸になる原因の多くが、舌の根もと(舌根)が軌道に落ち込んだり、扁桃腺肥大で気道が閉塞する「閉塞型」である。
呼吸中枢機能の低下で起こる「中枢型」は少ないとされている。
閉塞型の治療法は、気道の閉塞を防ぐ「鼻CPAP(シーパップ)」という装置の利用が基本である。
睡眠時に鼻にマスクを装着して、機械で加圧した空気を送り込むという装置だ。
しかし軽症の人は、マウスピースの一種である「口腔内装置(スリープスプリント)」の使用で、閉塞を防ぐことができる。
寝るときに「口腔内装置」を歯にかぶせ、下あごを前に突き出すことで、舌根が気道に沈み込むことを防ぐという治療法である。
内科と歯科が連携して睡眠時無呼吸症候群の治療にあたっている鶴見大学歯学部の子島潤内科教授は、「いびき外来」で多くの患者を診察されています。
「比較的軽症な患者さんや中等症でも鼻CPAPがどうしても合わないという患者さんは歯科に紹介し、専門の歯科医師によって特別なマウスピースを作ってもらいます。
これで無呼吸の状態は、かなり改善されます」
しかし、いずれの方法も保険で適応できるがハードルが高くて困っています。
原則、検査して診断するのは内科医で、装置を作製するのが歯科医という2つの診療科を跨がなければならないのです。
日中の「ひどい眠気」による生産性の低下と事故の増大を目の当たりにすると、もう少しどちらかの科単独でできるようになればGNP(国民総生産)はもっと増えるのではないでしょうか。
予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会 健康増進部 大名
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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