大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

間違った情報かも知れません

2008年5月22日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です


働く女性雑誌 BAILA(バイラ) 5月号に私が驚く内容の記事が載っていましたので紹介いたします。

早く治さないと危険!!
口腔内リスキーOL急増中!!
もう、他人事ではすまされない!?
本当にあったコワイ話!!

7つの口腔内リスキー体験談Case1
あめを常に持ち歩いてなめていたら歯周病で歯が抜けた!!

通勤時やデスクワーク時に、あめが欠かせなかったA子。

甘いキャンディからのどあめまで数種類のあめをバックに常備してなめていたら、急に歯が浮く感じになり、グラグラし始めたのであわてて歯科へ。

歯周病と診断されたときにはもう遅く、気がつかないうちにかなり進行していて、歯が2本も抜けてしまった。ただあめをなめていただけなのに~。

話を伺った歯科医師のコメント

あめをなめ続けると口が酸性に傾き歯がボロボロに!

「四六時中、砂糖の入ったあめをなめ続けると口の中が酸性に傾きネバネバして、虫歯や歯周病の原因になるので要注意。痛みがない歯周病は別名サイレント・ディジーズ(静かなる病気)と呼ばれ、気がついたときには重度のケースも少なくありません。

少なくともシュガーレスタイプにし、摂取頻度を考え直してみましょう」



砂糖の入ったあめをなめ続けることと口の中が酸性に傾くことと、それが虫歯のリスクを上げることは正しいと思います。

しかし、歯周病のリスクは直接関係ないということです。

そもそも虫歯菌と歯周病菌は種類も違えば口腔内に悪影響を及ぼす仕組みも異なります。

歯周病は口腔内が酸性に傾かなくても歯周病菌の毒素によって歯を支えている骨や歯肉がダメージを受けることです。

あめをなめすぎて虫歯が多発することはありますが、歯がグラグラになった歯周病は関係ないと思ってます。

おそらく、あめ以外が主な原因でしょう。

最近は、歯周病を予防できるあめやヨーグルトが開発されつつあるようです。

乳酸菌LS1です。この乳酸菌は歯周病菌を殺すのではなく、増殖して歯周病菌の居場所を少なくさせるようです。

腸内に善玉菌のビフィズス菌を増やして、悪玉菌の大腸菌を減らすようなものです。

乳酸菌LS1を置いてある歯科医院やドラッグストアーはまだ少ないかもしれませんが、今後はキシリトール同様に増えていくことでしょう。



予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会 健康増進部 大名


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