大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

お茶とポリフェノール

2008年4月12日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは


広島インプラント研究会(広島県三原市歯科医院)の歯医者です


 


お茶といえば、タンニンが含まれていて抗菌作用を持っているといわれます


 


しかし、タンニンというのは実は物質名ではなく、英語のタンニングからきた言葉で、皮をなめして革にするという意味です


 


タンニンによりタンパク質の皮を固定して乾燥に強く腐りにくい安定した物質にすることなのです


 


タンニンは正確にはカテキン、ルチン、アントシアニンなどのポリフェノールの仲間といった方が正しいでしょう


 


カテキンは日本人が命名したもので、菌に勝つの意味で、ダジャレなのです


 


このカテキンを含むポリフェノールには渋みがつきものです


 


この渋みが菌を寄せつけなくしているので、抗菌作用があるのです


 


長期に使用するとステイン(着色)がつき、さらにこの抗菌作用が増し、さらには紫外線からもタンパク質を守ってくれるのです


 


歯には見た目が悪くなり、虫歯と間違えられやすいですが、実は虫歯予防にはとても役に立っています


 


予防HA(広島アドバンス)インプラント研究会 健康増進部 大名


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